
BLUE DROP#13の視聴感想です。
侵攻。
撃破。
戯曲。
限界。
未来。
幕はまだ上がったばかり…

■アバン
舞台の本番を明日に控え準備に余念のないみっちー…でも頭を過ぎるのは萩乃と裕子先生の会話。
…それは疑念や恐怖を呼び起こすに十分なこと。
声を掛けたマリちゃんと萩乃に、みっちーは動揺を隠そうとするが…二人の手はシッカリと強く繋がれていて…
星を越えた二人の絆を目の当たりにして、みっちーの肝も据わったようです。
いやぁもうさ!ニヤニヤが止まらないさ!!なんたって恋人繋ぎだもんね♪

■Aパート
裕子先生は、情報を伝えるべく調査室に連絡を入れるが…全く繋がらず。
その頃自衛隊は、マスターコマンダー率いる先遣部隊への抵抗を始めていたが…焼け石に水どころじゃないなぁ(汗
海鳳祭当日。
未だ調査室と連絡の取れない裕子先生。TVは既に報道規制がされているようで…
海上自衛隊は、圧倒的技術力の差に反撃どころかただの的と化して…
いやぁ颯爽と現れたツバエル操艦のBLUEがカッコよすぎ!砲撃によりエルボル轟沈!
とはいえ…満身創痍のBLUEは残存エネルギー25%…これであと3隻を沈めるなんて無謀すぎるよな…(汗
ツバエルの願いは萩乃に少しでも長く最後の時間を過ごして貰うこと…健気過ぎるよ(涙
舞台『オルレアンの少女』の幕が上がる…
ツバエルはBLUEで転移を繰り返しながら移動して、神懸り的な操艦で第4艦及びケルビルをも沈める。
獅子奮迅の活躍を見せるツバエルだが…マスターコマンダーは目標を学園に設定!

数の暴力になんとか対抗するBLUEだが…
中断してしまった舞台…踏み躙られた戯曲…
各国首都上空に現れた宇宙船団…舞い降りた少女達…

萩乃は舞台衣装を脱ぎ捨て…正体を告げ…戦いへ赴く…
「萩乃!…また…また帰ってくるんだよね!?」
「…さよなら」
なんという微笑み…儚げで悲壮でとても幸せそうな笑顔…
なんかとっても…目頭がアツイよ…

■Bパート
突然の告白と戦いとで、萩乃への疑念が生まれた寮生達にみっちーが一喝!
「地球人じゃないかもしれないけど…スパイなんかの訳ないじゃないですか!」
誰よりも一生懸命だったみっちーだから、誰よりも演じ上げたかった萩乃の気持ちが分かるのでしょう。
それにだ。
小さな弓状列島の片隅の田舎の学園にスパイしてどうすんのってもんだ(笑)
そして、意を決したマリちゃん走る!
BLUEに乗艦した萩乃…残るはマスターコマンダー率いる旗艦ノヴァール。
---ケリをつけるしかない!
いやぁもうさツバエルがホント健気で可愛くて仕方ないんですけど!ツバエル株急上昇のストップ高だわ♪
コマンダー萩乃エカリル指揮の下BLUE浮上!
マスターコマンダー最後の狙いは、接触テレパス能力をマリちゃん。
…てさぁ…まだ興味あったんだねぇ。拉致るチャンスはいくらでもあったよねぇ…
で、この能力をどうしたいんだろうか?やはり思念凝結兵器への利用が目的なのかね?

「寂しくなかったはずない…悲しくなかった訳がない…そうでしょう?萩乃!」
伝えたいことがあるんだ!キミのことが好きだから!はてしなく続く長い道をキミに走ってゆきたい!(マテ
無人戦闘機(ですよね?)をミサイル代わりにBLUEへ攻撃を掛けるマスターコマンダー。
防壁へエネルギーを回した為、浮上ができない!第2波第3波と立て続けの攻撃にメインジェネレーター損傷!
出力低下!第4波第5波が迫る!防壁も消失!!絶体絶命!!!
…あれ?
戦闘機群がBULEを避けた?
ノヴァールフライトチーフ(副官じゃなかったのか…)だったアザナエルがコントロールを奪取しやがった!おいしい所持っていきやがりましたよピンチの元凶が!(コラ
ヘボガンナーツバエルとボンクラアザナエルの凸凹コンビここに結成!?(ぉ
遂にBLUE浮上…向かうは旗艦ノヴァール!
マリちゃんとの思い出を胸にいざ最後の戦いへ!

「萩乃ーーーーぉ!!!」
間に合ったマリちゃん。萩乃へ向かって叫び続ける…
でもBLUE内には映像は映るも音声が聞こえない…
舞い降りた1羽の鳥…
それは萩乃が通信に使っていたアジサシ…
「貴女はまだ、そこにいるんでしょう!?…わたしの声が、聞えてるんでしょう!?」
「…発進」
「…ねぇジャンヌ何とか言ってよ!ジャンヌ!わたしには見えているんだ――」
「…両弦全速…目標ノヴァール!!」
「…目標…ノヴァール…了解!」
萩乃を追いかけて戯曲の続きを叫び続けるマリちゃん…
涙するしかない萩乃とツバエル…
一緒に舞台の続きを…戻ってきて…戻りたい…でも…
---デキナイ
もう画面が滲んでどうしようもないです…(号泣

戦闘機の管制を奪い返せないノヴァールはジェノサイドモードへ移行。
巨神兵か!?ラピュタか!?全てを焼き払え!!(マテ
残存エネルギーも残り少ないBLUE…
萩乃は…またあの笑顔で…何も言えなくなる様な覚悟の微笑で…
ツバエルに感謝の意を告げて強制退艦させる…
戦闘機部隊はアザナエル機を残し全滅…
死を覚悟したアザナエルの前に現れた2羽のアジサシ…
---萩乃とオノミル
転移してきたBLUEはブラスター発射の瞬間にノヴァールへ…
「如何なる刃を持ってしても斬ることあたわず…我の内なる荒野に咲ける一輪の薔薇を…薔薇の名はジャンヌ…千光寺萩乃…」
萩乃は胸に『オルレアンの少女』の台本を抱き散っていった…
「ジャンヌ…世界に希望の種を蒔く者…」
アルメとフォリメの未来に蒔いた種はどのような花を咲かせるのか…

■Cパート
あの日から30年。
『オルレアンの少女』を手にする女性は香月全権大使。
シャトルを操縦する者の声はツバエル…護衛するの者の声はアザナエル…
やっと舞台の幕が上がろうとしている。人類の尊厳を賭けた舞台の幕が…
1話冒頭の女性は大方の予想通りみっちーでしたね。その回想録的物語というかんじでしょうか。
萩乃とマリちゃんが出会うことで人類に生き残る為の種が蒔かれ、その一粒がみっちーの中で全権大使を担うまでに成長しました。
他の仲間たちの中でもその種は育っていったことでしょう。裕子先生、寮長、姐御、3人娘、そしてマリちゃん。特に萩乃を失ったマリちゃんのその後は気になるわけですが…語られることはあるのでしょうかね?
後半になるにつれ面白くなっていった感じのこの物語ですが、その分息切れしたかなぁと思わなくもないです。ちょっと詰め込みすぎて掘り下げ切れなかった部分が多々あるような気がしました。前半をもう少し上手く使って欲しかったかなぁと。
とりあえず光明が見える終わり方をしましたが…まぁ公式サイトを見れば分かるとおり、この物語での人類には艱難辛苦がまだまだ続くようです。なんといっても1000年以上に渡る壮大な物語のようですから…
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