マクロスflontier #24の視聴感想です。
洗脳。
真の目的。
人の営み。
最終決戦。
決意。
愛・おぼえていますか
■アバン
まだ幼きあの日…
兄ブレラのハーモニカの音色…
旋律に乗せて歌ったアイモ…
突然現れた異形の生物…
どうやら既にこの頃からグレイスはグレイスだったようですね(苦笑)
「いいかランカ、誰にも言っちゃダメだぞ!オマエの歌がアイツ等を呼んだことを!!」
あまりに大きな罪。心に負った深い傷。ランカの歌が悲劇の始まり…
―しかしそれは本当に全て真実なのか?
心の傷を利用してランカを洗脳していくグレイス。
曖昧な記憶と思い込みを利用して都合よく記憶改竄している感じもします。
って、いうかランカはグレイスに捕らえられていたのね。前回の描写は観測ではなかったのか(笑)
クォーターは始まりの地であるガリア4―第117調査船団壊滅の宙域に辿り着く。
…全ての真相を明らかにする為に!
■Aパート
バジュラ研究を始めた調査船団の研究者の一人だったグレイス。
団長のマオ・ノームはプロトカルチャー研究の第一人者であり『鳥の人』の巫女の家系の人間。
発見したグレイスの論文の草稿やランシェ・メイの医療記録により、グレイスの目的とランカの重要性が明らかになる。
グレイスは、全人類を超並列思考ネットワーク化し、中央の一点に於ける上位存在として絶対者―神となり君臨するつもりのようです。
そのための手段が劇的進化を遂げるバジュラであり、カギがバジュラと唯一対話可能なランカの存在。
となるとやはりシェリルは、グレイスによりランカの身代わりとしてV型感染症に冒されたと考えるべきでしょうね。
バジュラの脅威は、人類のインプラント化を促進させ、知らぬうちに端末と化し、隷属する。
秘密を知り逆らうものは、バジュラを嗾け駆逐し死に至らしめる。
…残された道はこのふたつしかないでしょうか?
グレイスは、謎だったバジュラネットワークプロトコルをランカの意識利用により解析を進めているようです。
「ランシェ!ドクター・マオ!…もうすぐよ!オマエ達の血が、互いを傷つけ、殺し合いを始める!そしてその時こそ…私の正しさが証明される。人類は…プロトカルチャーを超えるのよ!!」
…結局は自分を認めなかったランシェとマオへの全人類を巻き込んだ復讐のようですね(ぇ
あぁそういえばグレイスって蛇に似てるかもなぁ(ぉ
調査結果を新統合政府に送信したものの間に合うはずもなく…ならば自分たちでケリをつける!
艦長はモニカの気持ちに気付いていたようですネ。ブリッジにラヴパワーが充ち満ちる(ぉ
キャシーが偶然目にしたマオ宛の手紙。
そこには『お母さんのイヤリングは娘に贈ることにします』という記述が…
となると…やはりシェリルはマオの血縁ということでしょうか!?
先のグレイスの恨み節からしても血縁関係であることは間違いなさそうです。
彼女は孤児だったはずですが…もしかして洗脳されているのではと疑いたくなりますね。
『生きる』という意味に改めて想いを馳せるオズマ…人の営みにグレイスの計画は必要ない!
…ところでキャシーってこんなに可愛らしい女性でしたっけ?(マテ
バジュラ母星近くにフォールドアウトしたフロンティア船団。
総攻撃への準備が整っていく…膨れ上がった憎しみはもう怒りは止められない。
どうやらクランがフロンティアに残ったのは、ゼントランとしての意地とミシェルの弔い合戦の為のようですね。
ペンダントとして首から提げるミシェルのメガネが涙を誘うなぁ…
部下のネネも残ったようですし、ララミアの敵討ちの意味合いもありそうです。
気合の入ったデカ・クランはやはりカッコキレイですね♪
ルカは眠り続けるナナセにキスの誓い(ゴラァ!
卑怯者と言われても…ルカには譲れない行動だったようですよ?(えー
戦いのステージを前にシェリルに会いにきたアルト。
「俺は帰ってくる。この戦いを生き抜いて…必ず帰ってくる!……人は…一人じゃ飛べない…飛んじゃいけない。それが分かったから…」
お?アルトが変わった?変わったのか?その言葉をホントに信じていいのか?
その言葉の意味を本当に心からの言葉なのだとすれば、依存からの脱却と支え合う決意と取れます。
となると…シェリルへの告白を含む気がしなくもないのですが…さて。
シェリルの恋人ごっこ終了宣言。そして突然の…
――キス
これまでの想いへの関係への大きな区切り。そしてこれからの始まりは…すべてが終わった後のこと。
そんな気持ちが溢れるシーンだと思います。そんな行動を取れるシェリルはやはり大人ですね。
「だからアルト…ランカちゃんを助けなさい」
イヤリングをお守りとしてアルトに渡し、毅然とした態度で送り出すシェリルがカッコイイ!
これぞ我らがシェリル!銀河の妖精シェリル・ノームの在るべき姿です♪
「覚えておきなさい!こんなイイオンナ滅多にいないんだからネ(はぁと」
■Bパート
最後のステージに向うシェリル。あとは…自分の持てる限りの力で歌い抜くだけ…
――音楽と自分自身のギリギリの鬩ぎ合い
「…アタシの歌を聴けぇぇぇぇ!!!」
シェリルの歌声をBGMに今、最終決戦が始まる!
でもこれ…グレイスの掌の上なのよね…(涙
どんなに血が流れようが、それはグレイスの目的を近づけることにしかならない…
マクロスFの戦闘にはシェリルの歌がよく似合うが…その激しさがとても哀しい…
「それが…オマエの舞か…」
早乙女師匠画面越しにアルトの変化を読み取った?
だとしたら…スゲーよアンタ!(驚
MDE弾の効果に調子に乗ってるレオンの顔芸が痛々しい。
キミのターンもそろそろ終りに違いない。…予想以上に長かったがケドネ(ぉ
しかし…統合軍の台詞の数々が侵略者のソレですね…(汗
アルトが…クランが…ネネが…ルカが…
シェリルの歌声に乗り戦いの真っ只中に突入していく…
どうやらアルトの能力に機体性能が追いついていないらしい。
SMS配備のVF-25ではなくVF-171じゃなぁ…
そして…
グレイスと強制モードブレラお兄ちゃんのお願いにランカが遂に牙を剥く…
罪…贖罪…母の願い…朦朧とした意識に流れ込む言葉に操り人形と化して…
皮肉にも人類の希望を象徴する『愛・おぼえていますか』を歌い始める。
一転なんという絶望か!グレイスのこの選択はあまりに効果的過ぎる!(汗
宇宙に浮かぶランカの姿はまるでバジュラの守護神のうようで…
その能力の雫しか持たないシェリルは圧倒的な力の差を思い知る…
力は力でしかなく立場により大きくその意味を変える。
これまで人類を救う薬だったものが、破滅させる毒となる。
たった一人の欲望に…復讐によって…
一瞬にして壊滅的打撃を被ったフロンティア船団…
ランカというカギを手に入れたグレイスは単身クイーンの元へ向う…
それにしてもノリノリですなぁ!自己陶酔勝利宣言ですよ(汗
アルトは、敵となったとしか思えないランカを止めようとするも突如現れたブレラが強襲!
二人が兄妹である驚愕、そしてまさかの侵略者扱いを受けた人類。
『侵略』だという意識を持っていた人類は皆無でしょうね。レオン、ビルラー、グレイスも駆除程度にしか思っていないのでは?
「散れ!銀河の果てへ!!」
…このキメ台詞やっぱり二人は兄妹だなぁ(ぉ
そしてアルトは…撃墜されただと!?(うそん
虚空に飲み込まれていくシェリルの叫び…
「…アルトーーーーーッッ!!!」
■今回のアイキャッチ
今回もなし!
つか…予告がアルバムだったんですけど?(苦笑)
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
グレイスの目的がハッキリと明示されました。
ビルラーが流通にフォールドクォーツを利用しようとしているのに対し、グレイスは全人類インプラント化によるフォールドクォーツによる超並列思考ネットワーク構築。
それはグレイス自身を絶対者とした全人類の奴隷化のようです。
『プロトカルチャーが成しえなかったこと』なんていうからどんなモノかと思えば、ただの世界征服じゃないか…
なんか拍子抜けって感じ?(ぉ
あぁあれだ。某狩猟家×2のキメラアント的女王様になりたかったんですね(マテ
まぁそれよりもランシェとマオに対する復讐心が先に立っている気もしますが…気のせいではないでしょう。
ランシェがV型感染症第一号患者らしいですが、感染経路はやはりバジュラ研究中の事故でしょうか?
これに関してはグレイスが…とは考えにくいと思います。さすがにまだフォールドクォーツについて何も判明していなかったでしょうしね。
ランカの歌に引き寄せられたバジュラも…本当に襲撃してきたのか疑問。冒頭のランカの記憶もグレイスが利用しやすくする為に、書き換えたもののような気がします。
以前幼女ランカに呼びかけたクィーンの声や前回のランシェとグレイスの口論からすると、友好的接触を図ったバジュラにグレイスが手を出し反撃にあったんじゃないかと想像中。
マオの孫らしい描写があったシェリルですが…
これまでは孤児というのも別の原因がある気がしてなりません。
偶然グレイスが拾ったと考えるよりも、マオの娘を探し出しV型感染症によるフォールド波の実験の為にシェリルを拉致したのではないかと思ったり。
その過程で幼女シェリルを守る為マオの娘は殺され、逃げ延び数日間彷徨っていた幼女シェリルを見つけ出した…みたいな。
幼女シェリルが独りで過ごした期間があれば洗脳も容易でしょうし、巫女の血を引く一族であれば実験の成功確率も上がるでしょう。
あぁグレイス鬼畜化が脳内で促進していく…(ぉ
で。
バジュラについてもプロトカルチャーが関係しているような気がしてなりません。
クィーンも単純に司令塔だとは思えないです。もしかしたらバジュラというネットワークを管理するシステム自体がクィーンじゃなかろうか…
プロトカルチャーがグレイスの計画以上のモノを作っており、その成れの果てだったりしたら…ショックだよねぇ(苦笑)
いずれにしても、バジュラは宇宙で生きるためにプロトカルチャーが生み出した進化の可能性のひとつの形態なのだと思います。
やはりヒロイックエイジが頭を掠めてしょうがないです。
全ては黄金の種族なプロトカルチャーが用意した可能性の上のことなのか…
グレイスは銀の種族的に下位種族の管理と支配に向かい…
バジュラは青銅の種族のように銀の尖兵となり鉄に恐怖を与え…
人類は鉄の種族的に間違い争い苦悩しながら成長していく…
となるとノドスは…シェリルやランカ、アルト、ブレラとかになるのかな?(ぉ
妄想が止まらないのでココでストップ(笑)
兎に角、次回で最後となります。もう何が起こるか分かりません。
個人的には、シェリルに生き抜いて幸せになって欲しいと願う次第。
最終回大いに期待したいところです。
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